Human 2.0
「ヒューマン 2.0」といえば渡辺千賀さんの本を思い浮かべると思いますが、今日ディスカバリーチャンネルで同名の放送がありました。
Discovery channel: Human Version 2.0
たまたまケーブルテレビのガイドをみてたら「Human 2.0」を見つけたので「おおお、ももももしや、アメリカのテレビでchikaさん出演か!?」と思ったら、全然違う内容でした(と同時に、一瞬 Human 68K Version 2.0のことかと思ったのは内緒です。笑)。
最後の15分程度しか見れなかったのですが、
- 「I am a Brain Builder」と名乗るなぞの教授が出てきてなぜかユナボマーについて語る
- 有酸素運動しながら自ら一日250個の薬を飲んで老化を遅らそうと研究している教授
とかが出てきて、どっちかっていうと奇人変人大会の様相を呈してます(笑)。
ほかにもDARPAは脳神経系を操作することで、戦場における兵士の戦闘能力の強化についての研究をしている、とかいう話も出てきて、ほとんどエープリルフール状態(ちなみに放送は3/31です)。つーか、ますますPTSDになる気がしますが、もしかしてアクセラレートすることで逆にPTSDを防ぐのだろうか?・・・興味深い。
もちろん「おおおっ!こ、これは!!」と思う研究も紹介されていて、
・交通事故で半身不随になった少年の脳に3つの電極を挿入し、言語を教える研究
は、本当に電極を脳にさしていて、先生が子供に尋ねると電極につながっているコンピュータから応答がある、というもの。「今はまだ発音しかできないが、数年後には簡単な会話ができるだろう」とのこと。おおお、これが実用化したら、電極さしてコンピュータ持ち歩けば英語もペラペラか?
しかし一番すごかったのは
・猿の脳に電極をさし、一定時間反復運動で学習させた後、脳波だけでロボットアームを操作
というもの。最初は猿自身にジョイスティックを操作させてロボットアームを動かしているのですが、その脳波パターンを解析することで、そのうち「実際にジョイスティックでアームを操作するのではなく、脳波だけでロボットアームを操作できるようになる」という、かなり画期的なもの。放送では実際に猿はジョイスティックを操作していないのに、ロボットアームは意図する通りに動いていていました。これはすごい。
この研究が進んで人に応用されると、手を動かすことなくキーボードとマウスが操作できるようになりますね。ああ、これが実現したらようやくEmacsキーバインドの呪縛から逃れることができる!
ということで、どちらの技術も実用化を切に望むところです(笑)。
#この放送終了直後に、また適当にケーブルテレビをザッピングしたらたまたま「I, Robot」がやっていました。前に見たときは「なんともありがちでつまらない映画だな」と思ったのですが(まあ原作が古典だからしょうがないけど)、この番組を見た直後だったのでかなり「うーん」、と考えさせられてしまった・・・(笑)