Fanfictions
いきなり俗っぽい話題でもうしわけないです(笑)。
高橋留美子氏原作の人気コミック「めぞん一刻」が、伊東美咲(29)主演で初めてドラマ化され、相手役を一般オーディションで選ぶことが6日、発表され た。テレビ朝日系のスペシャルドラマ(来春放送)だが、シリーズ化する予定。伊東の彼氏に抜てきされるシンデレラボーイは10月中旬に決定する。
えーっと、別に高橋留美子のファンではないです(それどころか、漫画読まないので)。あ、伊東美咲は好きですが。そういえば、新宿の伊東美咲はどこにいったのだろうか・・・何か新しい情報を入手されましたら至急ご連絡をください>関係者各位
さて、先日別の場所でも話したことなのだけれど、この高橋留美子さんの漫画、僕は中学校くらいの時にちょっとテレビで見た記憶がある程度なんですけど、結構熱狂的なファンがいるようなんです。「アメリカに」。
そんな彼らは、月1回くらいオフ会に参加してみんなでアニメのビデオを見るそうです。が、当然ながらセリフは日本語ですので、彼らは話の内容を理解できません。
・・・さて、ここからがすごい。次のオフ会までの間に彼らは「今回のビデオの中ではどのようなストーリーが繰り広げられていたか」をおのおのが考えてくるという。つまり、参加者一人ひとりがサイドストーリーを作るわけです。こういうの、"Fanfictions"というそうです。
で、次のオフ会の際にみんなで発表しあうわけですね。そこはアメリカですから当然のごとくディベートなんぞも行われるわけです。「なるほど。お前のここのストーリーは良くできてるな。しかし、ここは俺はこう思うぞ・・・」みたいな。
この話を最初に聞いたとき、あまりのアメリカンパワーに正直言葉を失いました。「あきれてものも言えない」のほうの意味ですが(笑)。
しかし、確かにオタクでギークでナードかもしれないけれども、クリエイティビティにあふれているなあ。だって、その気になれば翻訳だって入手できるだろうし、同じ苦労するなら日本語を勉強して何をしゃべっているか理解することだってできるところを、あえて自分たちでサイドストーリーを作って楽しむわけだから。確かにちょっと普通じゃないけど、とても創造的じゃないでしょうか?
そういえば、SpikeTVではちょっと前まで「風雲たけし城」をやっていて、アメリカの若い世代でずいぶんと受けていたらしいのだけれども、ここでのたけしとそのまんま東のやり取りも全部英語版オリジナルになってたようです。作り手が「もとは何を言っているか」を知った上でシナリオを書いているのかどうかは知らないけれども、こういう「オリジナルの良いところだけ適当に抽出して、あとは自分たちのアイデンティティで味付け」というのはアメリカでは良く行われていることなんでしょうかね?
日本人なら、同じシチュエーションならほとんどの場合「外国語を勉強して、何を言っているか調べる」と思います。日本人はオリジナルに忠実であるかどうかを重視しますしね。一方、ここであげた例では、オリジナルに対してリスペクトしつつも、自分たちが楽しめるものを作り上げようとしてます。日本人がやることは緻密で繊細。一方、アメリカ人はガサツで大雑把、というのが一般的な認識。確かにオリジナルを無視して勝手にストーリーを組み立てるなんて、ずいぶん荒唐無稽な話だけれども、どちらがより創造性が高いかと言われると・・・オリジナルに忠実にせざるを得ない中での創造性と、自分たちの好き勝手にしてよい環境での創造性については、ずいぶんと違いがあるように思います。
ちなみにこの熱狂的高橋留美子ファンの彼、Danger, Inc.という会社でSidekickというハードを設計した超すごいエンジニア。過去にはDSP搭載のPower Macintiosh(660 AVですね)、BeBoxなども設計した人。BeBoxのカスタムチップセットには"Kasumi"(らんま1/2の主人公らしい)という名前がついてました。
こういうシリコンバレーのスーパーエンジニアになるにはfanfictionsの1つや2つ、さくっとできないといけないんでしょうかね? だとすると、僕にはムリそうです・・・
Comments
naanさんから伊東美咲と聞くと、年末の新宿・ギロッポンの店を思い出しますね…w
何か新しい情報を入手されましたら至急ご連絡をくださいw